掃除がめんどくさくて放置しているうちに、どんどん部屋が汚れてしまって「なんとかしたい!」とお困りではありませんか?
掃除は、さまざまな理由からめんどくさいと感じてしまいますが、その心理に気づくことで、対策方法が見えてくるかもしれません。
この記事では、掃除がめんどくさいときの心理と対策、掃除をしないデメリットについて解説しています。掃除を楽にするコツもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
掃除がめんどくさいときの心理と対策
掃除がめんどくさい!と感じるときには、以下のような心理状態になっていることが考えられます。適切な対策を講じて面倒くささを軽減してみましょう!
何から始めればよいかわからない
部屋が散らかっていると、どこから手を付けてよいのかわからず、そもそも掃除がはじめられないことがあります。
この場合は、チェックリストや手順表を作り、やることを見える化するのがおすすめです。
掃除してもすぐに汚くなると思う
今までの経験から「どうせ掃除してもすぐに散らかる」と思ってしまうことで、掃除が面倒くさくなることがあります。
理想に近い部屋の写真を見たり、きれいな部屋で過ごす自分をイメージしたりしてモチベーションを上げてみましょう。
疲れるのが嫌
仕事終わりや休日などで、「疲れたくない」と思うことから掃除が面倒になってしまうこともあるでしょう。
そんなときは一気にすべてやろうとせず、「今日はここだけ」と決めて、少しだけ掃除するのがおすすめです。
後回しにしたい
他にやることがある、今はやりたくないなど、後回しにする心理が働くことで「めんどくさい」と感じることもあります。
この場合は、時間を決めて何も考えずに手を動かすことが効果的です。10分や15分であれば特に支障はないでしょう。
散らかっていてもモノの位置がわかるから平気
部屋が乱雑な状態でも、物のある場所がわかるから平気という人は少なくありません。
実際には、見つかるまでにかなりの時間がかかっているケースがあります。ライターのZIPPO社が実施した探し物に関する調査によると、日本人は平均1か月に76分探し物をしているというデータがあります。
年間に換算すると15時間12分。もしかしたら多大な時間を、探し物に費やしているかもしれません。
掃除をしない3つのデメリット
きれいな家にはメリットがありますが、汚れている家にはデメリットしかありません。
以下、家が汚れていることで発生する大きなデメリット3つについて解説します。
健康を害する
部屋が散らかっていたり汚れていたりすると、汚れやホコリが溜まり、害虫が湧きやすい環境になるなど、体によくありません。
知らずに発生しているカビやダニの影響で、アレルギー性鼻炎や皮膚疾患、ぜんそくなどの症状を引き起こす可能性もあります。
また、乱雑な部屋を見て気分が落ち込んだり、掃除できないことに罪悪感やストレスを覚えたりして、精神的にも健康とはいえない状況になることがあります。
家に人を呼べない
家を掃除していないと、人を招くのをためらってしまうでしょう。家族に友達を呼びたいといわれ、断ってしまったこともあるのではないでしょうか。
友人や恋人から、家に行きたいと言われても断らなければならず、人間関係でのストレスにもつながってしまいます。
これによって人付き合いが減り、孤立したり孤独を感じたりするようになってしまうことも考えられるでしょう。
引っ越し時にお金がかかる
引っ越しの際に家が汚いと、引っ越し業者が物の量を把握できず、作業量が増える可能性があるため見積料金が高くなることが考えられます。
あまりに汚れている場合には、引っ越し作業そのものを断られる可能性もあるので注意が必要です。
また賃貸の場合は、家を出るときに原状回復する必要がありますが、壁や床などにカビが生えていたり、落ちない汚れがこびりついたりすると、クリーニング料金が高くなります。
敷金でまかなえれば良いですが、足りなければ費用を捻出しなければならないため、予算以上の費用がかかることもあるでしょう。
掃除を楽にするコツ
掃除をめんどくさいと感じないためには、以下のような工夫をし、掃除を楽にしてハードルを下げることがおすすめです。
出したらしまう
掃除を楽にする、最もオーソドックスな方法が「出したらしまう」です。
そんなことで掃除が楽になるの?と思うかもしれませんが、掃除は物が少なければ少ないだけ楽になります。
ただし、物をしまう場所が使う場所と離れていると、しまいに行くのが面倒になってしまうため、使い終わったらすぐにしまえるような場所を作るのがよいでしょう。
床に物を置いてしまうのがクセになっている人は、大きめのカゴや箱を一つ用意して、とりあえずその中に入れておくことで、掃除の際に動かすものの量が減って片付けやすくなります。
便利な掃除グッズを使う
掃除が大変だと「めんどくさい」という心理になってしまうので、以下のような便利なグッズを使って掃除のハードルを下げるのもおすすめです。
- 自動掃除ロボット
- 擦らなくてよいお風呂洗剤
- 使い捨てできる布巾やスポンジ
- 油汚れが落ちるキッチン専用洗剤 など
自動のお掃除ロボットは、床に物があるとスムーズに掃除できないため、自然と床に物を置かないようになるでしょう。
また、モップやトイレブラシなど、手入れが大変な掃除グッズは使わず、使い捨てのスポンジ、掃除シートといった物を使うのがおすすめです。
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物を減らす
物を減らすためには、まず、「いるもの」と「いらないもの」に分け、必要ないと判断したものはすぐに手放しましょう。
このとき、故障や寿命で買い替えを検討していたものであっても、一旦買わずに処分するのがおすすめです。
ものがなくなるタイミングで新たに買ってしまうと、物の量が変わらなくなってしまうので注意してください。
物を処分する方法は、譲渡や、フリマアプリで販売するといった方法もありますが、手間がかかるうえ、欲しい人がいなければいつまでたっても手放せないので、掃除の際は捨てるのが有効です。
物を捨てるときは、中身がなくなった収納ケースや棚など、収納グッズも合わせて処分するのがおすすめです。
スキマが空いていると埋めたくなってしまうものなので、「しまう場所があるから買ってもOK」という状況にならないように、収納スペースも減らしてしまいましょう。
一度プロに掃除してもらう
部屋が散らかっていると、「どこから手を付ければよいかわからない」「きれいになった状態が想像できない」といった気持ちになりやすいので、まずは一旦プロの力を借りてきれいにしてしまうのも一案です。
以下のような業種の会社が掃除サービスを提供しているので、必要に応じて業者を選ぶとよいでしょう。
- ハウスクリーニング業者:掃除のプロが家の各場所に合わせた方法で徹底的に掃除してくれる
- 家事代行:掃除の代行だけでなく、普段の掃除や収納について相談することができる
- なんでも屋(便利屋):掃除代行だけでなく、不用品の処分も頼める
プロに掃除してもらっても放っておけばまた散らかりますが、まずは、部屋が片付くことで気分が良くなったり、生活しやすいと感じたりすることが大切です。
一度しっかり部屋がきれいになれば、掃除の前に物を片付ける手間が省けるので普段の掃除が楽になるでしょう。
掃除がめんどくさいときは楽になる方法を考えよう
掃除をしようと思っても、「何から始めればいいの?」「どうせまた汚くなるし…」といった心理が働くことが原因で、めんどくさいと感じてしまいます。
掃除が面倒だと感じるときには、まずは掃除が楽になる方法を考えるとよいでしょう。
メンテナンスが必要な掃除道具はやめて使い捨てのグッズを使う、出したらしまう癖をつける、といったことが大切です。
掃除の手順がわからない、一人ではできないというケースでは、無理に自分でやろうとせず、プロの手を借りるのもおすすめです。
一度部屋がきれいになってしまえば、普段の掃除が楽になるほか、きれいな状態を維持しようと思えるのでぜひ試してみてください。