キッチンやお風呂、トイレにリビング。家の中で掃除しなければいけないところは沢山ありますよね。
各場所に適した洗剤が売られていますが、全部揃えたらお金もかかるし出来れば最低限に抑えたいもの。

そこで本記事では、1本で家中の掃除ができる万能洗剤や、効率よく掃除が進む便利アイテムをご紹介していきます!
家事の時間がなかなか取れない方や一人暮らしの方など、ぜひ参考にしてください。

  1. 掃除の前にまずやるべきこと
  2. これさえあればOK!な万能アイテム
  3. 掃除を効率よく進めるためのポイント
  4. 普段の掃除を楽にするには?
  5. さいごに

掃除の前にまずやるべきこと

「さあ掃除をしよう!」といきなり始めるのではなく、まずは物の整理から取り掛かることが重要です。掃除を始めたはずなのに、気付いたら昔の物を見つけて思い出に浸っていた、という経験はないでしょうか。また、物が多すぎるとどこから手を付けていいか分からず時間が経ってしまいます。掃除をスムーズに進めるためにも、まずは断捨離から始めてみてください。

断捨離に時間を割きすぎてしまうのも良くないので、「小さなスペースから」・「残すものを決める」ことを意識して、効率よく進めていきましょう。

これさえあればOK!な万能アイテム

ここからは、最低限これがあったら掃除が完結するという便利グッズをご紹介します。

掃除道具

掃除機

掃除機はコード式コードレス式がありますが、用途に合わせて選びましょう。例えば、コード式の方が吸引力が強く、ゴミを取りこぼすことがありません。その一方で、掃除機を動かせる範囲が限られてしまうというデメリットもあります。

コードレス式の方は、コード式に比べると吸引力が劣りますが、いちいちコンセントに刺す手間がかからず家中どこでもサッと掃除することが可能です。どちらもメリットとデメリットがありますので、しっかり比較検討することをおすすめします。

ゴム手袋

ゴム手袋は衛生的に掃除を進めたり、手肌が荒れないようにするために重要です。使い捨てタイプのものや、素手で触ってるかのような感覚で使える薄手のタイプなど色々な種類がありますので、好みのものを選ぶと良いでしょう。

メラミンスポンジ

スポンジにも様々な種類がありますが、水に濡らして擦るだけで汚れを落とすことができるメラミンスポンジを持っておくと非常に便利です。表面を削るようにして汚れを落とすので、元々ツヤのあるものコーティングされた場所の掃除には適していません。全ての場所に使えるわけではありませんが、水垢や黒ずみなど頑固な汚れに重宝します。

歯ブラシ

掃除機やスポンジでは取り切れない、細かい汚れを取り除くのに適しています。使い終わった歯ブラシでも十分ですので、捨てずに再利用すると金銭面でも良いですね。

ウェットシート

アルコールスプレー

感染症対策のためにも、この2つは必須アイテムといえます。特にウェットシートは食事の前後や、軽い汚れをサッと拭き取るのに便利です。除菌効果のあるものを選ぶとより効果的ですので、掃除ついでに除菌対策もしてしまいましょう。

洗剤

家の中の汚れは、「酸性汚れ」「アルカリ性汚れ」「その他の汚れ」に大きく分けることができます。それぞれ特徴が異なるため、全ての汚れを落とせる完璧な洗剤というのはまず存在しません。

家の中の汚れは酸性汚れが最も多く、油汚れや皮脂汚れ、垢などが当てはまります。そのため、一般的に「万能洗剤」と呼ばれているものは酸性汚れを落とせるものを指すことが多いです。酸性汚れを落とすことが出来るのは、逆の性質を持つアルカリ性洗剤です。そこで、家の中の大多数の汚れを効果的に落とすことができる洗剤をご紹介します。

アルカリ性洗剤

前述したように、アルカリ性洗剤は酸性汚れに強い洗剤です。しかし、カビなどのアルカリ性汚れを完全に落とすことはできないので、頑固なカビにはカビ取り剤を使用してください。

おすすめ商品:KING WATER

KING WATERは高濃度のアルカリ性洗剤で、汚れの強さに応じて洗剤の濃度を調整することができます。また、KING WATERは希釈タイプのため、市販で売られている洗剤を1本あたり約90円で使えるコスパの良さが特徴です。なるべく1種類の洗剤で掃除を済ませたいという方にはおすすめの商品といえます。
KING WATER

中性洗剤

中性洗剤は名前の通り、酸性汚れにもアルカリ性汚れにも効く洗剤です。これこそ万能洗剤のような気がしますが、中性故に洗浄力が弱いというデメリットがあります。こびり付いてしまった汚れを落とすのには適していませんが、毎日の軽い掃除には1本持っておくと便利です。

おすすめ商品:ウタマロクリーナー

ウタマロクリーナーは、比較的洗浄力の強い中性洗剤です。軽い油汚れから水垢汚れまで、1本で綺麗にすることが出来ます。中性洗剤なので肌にも優しく、手が荒れやすい人におすすめの商品です。毎日掃除をする際におすすめといえます。

掃除を効率よく進めるためのポイント

奥から手前に

掃除をする際はついつい手前にあるものから始める方が多いかと思いますが、実は奥から始めた方が効率が良いです。特に掃き掃除では、ゴミやホコリの取りこぼしがなくなります。「掃除は一番奥から!」と意識して進めていきましょう。

掃除アイテムを最小限にする

この記事のテーマでもありますが、掃除道具が多いと場所や内容によって毎回使い分けることになります。いちいち掃除道具を持ち替えるのは手間がかかりますし、これらの収納にも場所を取りますよね。掃除用具、洗剤ともに最小限に抑えることで、時間にも場所にもメリットがあります。

普段の掃除を楽にするには?

ここでは、大がかりな掃除をせずに常に綺麗な家を保つためのポイントをお伝えします。

「浮かせる収納」を心がける

浮かせる収納は、特に水回りの掃除をする際に非常に効果的です。物を直置きしていると掃除の度に動かす必要がありますが、浮かせていればその必要はありません。また、余計な水分が付着しないので水アカやヌメりの対策にもなります。掃除が面倒臭いと感じる人はぜひ実践してみてください。

毎日5分の掃除

「掃除道具にお金をかけたくない」、「できるだけ楽に済ませたい」という人ほど、毎日の掃除をおすすめします。当たり前ですが、毎日掃除をしていたら頑固な汚れが付くことはありません。やることが多くて忙しいという人こそ、「ついで掃除」を心がけてみましょう。

お風呂から上がる時ついでに浴槽を熱湯で流して水気を切る、キッチンを使ったついでに洗い物をしてシンクも軽く洗うなど、少しの行動で綺麗さを保つことができます。一度で何時間もの大掃除よりも、こちらの方がずっと楽です。

溝の部分にマスキングテープを貼って隙間を埋める

細かい隙間にはゴミやホコリが溜まりやすく、蓄積すると取り除くのも難しくなります。掃除場所を増やさないためにも、溝などの隙間にはマスキングテープを貼って汚れを防止しましょう。カビ防止の成分が含まれたテープもありますので、用途に応じて選んでみてください。

さいごに

汚れには大きく分けて3種類あり、全ての汚れを落とせる完璧な洗剤というものは存在しないのが事実です。しかし、軽い汚れであれば万能洗剤1本で綺麗にすることができます。必要なものを減らしたり、掃除の手間を省くためには日頃の小さな意識が大切です。今回ご紹介した洗剤や工夫ポイントを取り入れ、常に綺麗で気持ちのいい家づくりを目指していきましょう!