日常生活を営んでいく上で体臭ケアは必須項目ですよね。自分の臭いは確認しにくいので、「体臭や口臭、大丈夫かな??」と気にしながら生活している人は少なくないはずです。

人とコミュニケーションを取りながら、円滑な社会生活を営んでいくために、体臭・口臭には常に気を遣っていきたいですよね。

ということで、今回は、体臭予防・改善に効果的な食べ物5選をご紹介。加齢臭や口臭、汗の臭いなど、臭いの原因は様々ですが、実はそのどれもが、普段口にする食事に大きく影響を受けています。この記事でご紹介する食べ物を普段の生活に取り入れて、是非、体臭に良い食生活を心がけてみてください!

  1. 体臭予防に効果的な食べ物
  2. 体臭予防に悪い食べ物
  3. まとめ

体臭予防に効果的な食べ物

以下が、一般的に体臭に良いと言われている食べ物の一例です!

  • 梅干し
  • ヨーグルト
  • 緑茶
  • 緑黄食野菜
  • 海藻類

詳しく見ていきましょう!

梅干し

梅干しは、体臭予防食品の代表格と言われている食べ物です。梅干しに含まれているクエン酸は、汗の臭いを抑える効果があります。疲労回復にも効果的で、日々の生活の質を向上することにも大きく貢献してくれます。

梅干しは普段から摂取しやすいのもポイントの1つ。お菓子売り場に売っている「干し梅」や「カリカリ梅」のようなお菓子でも、体臭予防の効果を得ることができるため、普段から梅干しを食べる習慣をつけることはおすすめの体臭予防策の1つです。

梅干しと同じようにクエン酸を豊富に含んでいるレモンやオレンジなどでも、同様の体臭予防効果を得ることができます。

ヨーグルト

ヨーグルトは、腸内環境を整えることに効果を発揮します。

腸内には元々、善玉菌と悪玉菌が含まれています。善玉菌は、腸内環境を整え、悪玉菌の増殖を抑える役割を果たしています。一方で悪玉菌は、アンモニアなどの腐敗菌を含んでいる菌で、腸内環境を悪化させ、下痢・便秘・体臭悪化など人間にとって悪い効果を発揮する菌です。

ヨーグルトには、善玉菌の一種である乳酸菌(ビフィズス菌)が多く含まれており、腸内の善玉菌の割合を増加させることができます。普段からヨーグルト等の乳酸菌を多く含んだ食品を摂取することで、善玉菌が優勢な状態に保ち、体臭予防を心がけましょう。

ヨーグルト以外にも、チーズ、キムチ、納豆などの発酵食品には、多数の乳酸菌が含まれているためおすすめです。

緑茶

体臭の予防には、酸化を予防することが大切だと言われています。日々空気を吸いながら生きている私たちは、普通に生活していると、次第に酸化していきそれが老化に繋がります。

緑茶には、そんな酸化を予防する「カテキン」が豊富に含まれています。カテキンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用がある成分です。

普段から緑茶を摂取することで、体の抗酸化力が強まり、皮脂の酸化を予防し体臭をおさえます。抗酸化作用のある食品の摂取すれば、加齢臭の予防に特に効果を発揮してくれます。

茶葉から淹れたお茶を飲むのは、ポリフェノールが更に多く含まれるためおすすめです。

緑黄色野菜

かぼちゃ、パプリカ、ブロッコリー、ホウレンソウ、小松菜などの青菜類などが緑黄色野菜の代表です。

緑黄色野菜には、ビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCもポリフェノールと同じく、抗酸化作用のある成分の1つです。

ビタミンCは、体内で生成したり、溜めておくことができない成分なので毎日の食生活の中で意識的に摂取し続けていくことが重要です。また、生で摂取した方がビタミンCをより多く摂取できることも覚えておくとよいでしょう。

海藻類

海藻類は、食物繊維を豊富に含んでいるため、体内の老廃物を体外に排出することに役立ちます。

ワカメやモズク、メカブ等に含まれている「水溶性食物繊維」は、腸内のニオイ物質が体内に吸収されることを防ぎ、便として排出してくれる効果があります。また、コレステロールなどの脂質の吸収を抑える効果もあります。

海藻類以外にも、豆類・根菜類なども食物繊維を豊富に含んでいます。食物繊維は、便秘の解消以外にもニオイの予防にも効果を発揮するため、普段から積極的に摂取したい食べ物の1つです。

体臭予防に悪い食べ物

ここまで、体臭予防に効果を発揮する食品をご紹介してきましたが、反対に、体臭に悪い食品について覚えておくことも大切です。体臭に悪い食品の主な例は以下の通りです。

  • にんにく
  • アルコール

詳しく見ていきましょう。

体臭は、皮脂と汗がまじりあって雑菌が増殖することによって発生すると言われています。つまり、皮脂の分泌を促進してしまう食品は体臭予防の観点からはあまり好ましくありません。

「動物性脂肪」を摂取しすぎると、皮脂の分泌が過剰に発生したり、腸内環境に悪玉菌が増加し、腐敗菌が増加したりします。体の酸化が早まると、加齢臭や、汗臭、ワキガなどの原因に。

肉類の食べ過ぎはなるべく避け、お肉を食べる際は、同時に緑黄色野菜や根菜類などを食べるようにするとよいでしょう。

にんにく

にんにくは強い臭いを発生させる食品の代名詞ですよね。にんにくを食べると口が臭くなるというイメージを持っている方は多いと思いますが、実は体臭にも影響を与えます。

にんにくの臭い物質のアリシンは、胃の中から上がってきて口臭にもなりますが、臭い物質が胃の中で吸収され、血液中に取り込まれて皮膚からも排出されます。

にんにくを食べる場合は、牛乳や緑茶など臭いを吸収する効果のある飲み物を事前に飲んだり、食後に口臭ケアアイテムを飲んだりするなど、臭いケアに気を付けておきましょう。

アルコール

アルコールの摂り過ぎも、体臭に大きく影響を与えます。

体臭の大きな原因の1つがアンモニアです。私たちが食べたタンパク質は、腸内で消化・吸収され、その過程でアンモニアが発生します。

発生したアンモニアは肝臓に送られそこで処理されるのですが、アルコールを摂取しすぎると、肝臓の処理が追い付かなくなり、体内のアンモニア濃度が増えます。

処理できなくなったアンモニアは、皮膚から出るガスや汗に交じって体外に排出され、体臭が悪化されます。

肝臓の機能低下は、アルコールの摂取しすぎだけでなく、体が疲れていたり、タンパク質の多い食事を摂取することでも発生するので要注意です。

まとめ

今回は、体臭予防のために効果的な食品や、体臭予防に悪い食品をご紹介しました。普段からちょっとした意識をもって食事をするだけで、加齢臭や汗の臭いを抑えることが可能になります。

意外にも、普段の食事を見直すだけで、体臭の悩みが解決したという人も多くいらっしゃいます。是非、本記事で取り上げた食品を普段から摂取してみてください。

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