スマホの除菌を習慣に！おすすめアイテムや注意点を紹介

2021.03.18

私たちの生活に欠かせないスマートフォン。

新型コロナウイルス感染の広まりで手指や持ち物のアルコール消毒が当たり前の習慣となってきましたが、スマホの除菌は意外と見落とされがちです。

毎日使うスマホだからこそ、こまめなお手入れで清潔な状態を保ちましょう。

今回は掃除の方法や注意したいポイント、除菌に便利なアイテムについて詳しくご紹介します。

スマホは見落としがちな菌の温床

エストニアのサルトゥ大学が2017年に行った調査によると、学生たちのスマホの表面には約1万7000個の菌が付着していたそうです。

これはトイレの便座の約10倍に当たります。

さらにアメリカの調査会社Dscoutの調べから、平均的なユーザーがスマホに触る回数は1日あたり2,617回ということも明らかになりました。

参考：https://blog.dscout.com/mobile-touches（リンク先は英文です）

つまり私たちは雑菌だらけのスマホを１日に2,000回以上も扱いながら、その手で食事をしたり、無意識に顔を触ったりしているのです。

また、2015年に和歌山県立医科大学で行われた研究では、スマホユーザーのうち実に６割近くが「スマホを１日に一度も清掃しない」と回答しています。スマホやガラケーの清掃に関するグラフ参考・グラフ出典：森岡郁晴、宇田賀津、山本美緒「タッチパネルを有する機器の細菌汚染状況と清掃状況および汚染意識」（2015）
日本衛生学雑誌70巻3号　242－248
https://ci.nii.ac.jp/naid/130005098977

このように清掃を忘れられがちなスマホですが、実は菌の温床。
持ち物の除菌に気を配るなら、スマホの掃除はマストと言えるでしょう。

スマホに適した除菌アイテムは？

除菌をするためのアイテムはいくつか思いつくかと思いますが、スマホの除菌にはシートタイプとボックスタイプの除菌グッズの使用がおすすめです。

スマホは精密電子機器ですので、水濡れは故障につながります。
スプレータイプやジェルタイプの消毒液を直接かけてしまうと、基盤などスマホ内部の精密部品に影響を及ぼす可能性も。
これらの消毒液を使用する際は、液を清潔な布につけてスマホを拭き取るようにしましょう。
液晶画面を傷つけないよう、布は柔らかくきめ細かいものを選びます。

シートタイプ

シートタイプのクリーナー引用：https://www.amazon.co.jp/dp/B07X8H5KGV/
シートタイプの除菌アイテムは、ウェットティッシュのように使える便利な商品。サッと拭き取れて手軽ですが、商品によっては液晶画面を傷つける危険性があります。液晶専用のものを使用して、スマホの画面を守りましょう。