赤ちゃんや子どもが遊びに使用しているおもちゃは、いろいろなところに置いたり、口に入れたりするので綺麗とは言えないですよね。

様々な種類のおもちゃがあり、使われている素材も違うため、どのように洗えばいいのかわからない方も多いと思います。

ここでは素材別で子どものおもちゃの簡単なお手入れ方法を紹介します!

赤ちゃん・子どもが思いっきり安心して遊べるようにおもちゃのお手入れ方法を覚えましょう!

  1. おもちゃには汚れがいっぱい
  2. 素材別おもちゃの洗い方
  3. まとめ

おもちゃには汚れがいっぱい


赤ちゃんや子どもが使用するおもちゃは汚れが沢山あります。
よだれがついたりやいろいろなところを触った手で触ったり、常にきれいとは言えない床に転がっているおもちゃに触れるため、そのままにしておくと雑菌が繁殖し、菌の温床になってしまいます。
おもちゃを清潔に保つためには定期的におもちゃを洗う必要があります。

素材別おもちゃの洗い方

ここでは素材別でおもちゃの洗い方を紹介します。
それぞれの特性を知り、気を付けておもちゃを洗いましょう。

〈ぬいぐるみなど布製のおもちゃ〉


ホコリやダニの温床になりやすく、喘息やアレルギーの原因になることもあります。
しかし、雑に洗ってしまうと型崩れや色落ちすることがあるので丁寧に洗いましょう。

◎洗い方

1.ブラシで表面のホコリや汚れを落とす。
2.洗う前に水に濡らしたタオルをあてて、色落ちしないかを確認する。(色落ちする場合は洗濯ができません。またぬいぐるみに付属品がある場合はあらかじめ取り外しておきましょう。)
3.洗濯洗剤を溶かしたぬるま湯(30℃~35℃)で優しく手洗いで押し洗いをする。(柔軟剤で洗うとふんわりとした仕上がりになります。)
4.洗剤が残っているとカビや匂いの原因になるため、洗った後は洗剤をよくすすぐ。
5.優しく洗った後、水を絞りタオルで水気をふき取る。
洗濯機で脱水する場合は1分を目安。脱水のし過ぎは型崩れの原因になります。
6.ぬいぐるみは風通しの良い日陰でしっかり乾燥するまで日焼けで色が変わるのを防ぐために陰干しをする。
布製のおもちゃは天日干しをする。

電池が入ったものなどのぬいぐるみ

タグに選択できないことが書かれたおもちゃ水洗いすると縮んだり型崩れの原因になるので注意しましょう。
洗濯方法の記載がないおもちゃは水洗いすることを前提に作られていないものなので、水洗いはおすすめできません。

洗い方

1.硬く絞ったタオルで汚れをふき取る。
2.ダニが気になる場合は、黒いゴミ袋に入れて日の当たる場所に数時間置いた後、掃除機でぬいぐるみ全体を吸う。
除菌スプレーでも可。

注意点

人工皮革を含む革が含まれているもの、ウール製のものは自宅では洗濯ができないので洗う前にしっかり確認しましょう。

プラスチックのおもちゃ


赤ちゃんが使うガラガラやブロックなど、子どものおもちゃに多いプラスチック製は一つ一つ除菌シートで拭くのは大変なのでまとめて洗いましょう。

洗い方

1.食器用洗剤で一つずつ洗う。固いスポンジで洗うと表面が傷つく可能性があるので柔らかめのスポンジを用意しましょう。
2.おもちゃの汚れがひどい場合はぬるま湯(30℃~35℃)に洗剤を溶かし、おもちゃを数分付けてぐるぐるかき回す。
3.流水で洗剤を十分に流す。
4.風通しの良い場所でバスタオルなどの上で乾かす。
LEGOやブロックは洗濯ネットに入れ洗剤とともに洗濯機で洗うことができます。

注意点

洗濯機で洗う場合、大きな音が出るので洗濯する時間帯など注意が必要です。また、水洗い禁止のプラスチックのおもちゃもあるので、その場合は除菌スプレーを活用しましょう。

木のおもちゃ


使うほどに温もりが増し、味わいがでてくるのが魅力の木のおもちゃは湿気が天敵なので普段からしっかり乾燥させることが大切です。丸洗い、付け置き洗い、煮沸消毒等ができ
ません。アルコールを使用すると変色する可能性があるので控えましょう。
また、柔らかく、傷つきやすいため、丁寧に扱いましょう。

洗い方

1.布で乾拭きする。
2.お湯やおもちゃ用の消毒スプレーを含ませたタオルを固く絞り優しく拭き上げる。
3.細かい部分は綿棒等を使う。
4.カビ防止のためにも、風当たりの良い場所でしっかり陰干しをする。
5.とがった箇所は紙やすりで凹凸が無くなるまで削ると怪我防止になります。

注意点

水分がついた状態で放置するとカビが生える可能性があります。また、直接日光が当たる場所で乾かすと木がひび割れしてしまうこともあるので、日陰で乾かしてください。
赤ちゃんが舐めてもいいような消毒スプレー等を使用しましょう。

長持ちさせるために

木のおもちゃは呼吸しているため、温度や湿度の影響を受けやすいです。目の細かいやすりで丁寧に磨くことで、綺麗な状態に戻すことができます。また、乾燥するとひび割れやささくれができるので、柔らかい布にオリーブオイルを含ませて均一に塗り、陰干しをしましょう。
これらをすることで木のおもちゃを長持ちさせることができます。

まとめ


おもちゃの洗い方は使用している素材によって異なります。

それぞれ紹介した洗い方・アイテム等でおもちゃを綺麗にしましょう。

ただ、実際子どもはある程度の細菌や雑菌を体内に入れることで免疫をつけてくので、完璧に除菌する必要はありません。

あまり神経質にならず、赤ちゃんや子どもにとって大切なおもちゃを楽しくお手入れしてくださいね!