もう少ししたらお盆、夏季休暇になります。掃除といえば年末年始ですが、長期休暇の時にすべてきれいにしておきたいものです。
今日は、家のお掃除に役立つ洗剤とアルカリ性洗剤のキングウォーターの情報を書いていきます。

  1. 汚れの種類
  2. 洗剤の種類
  3. アルカリ洗剤と言えばこれ!

汚れの種類

キッチン

1.油汚れ

例: レンジフード、ガスコンロ、換気扇、調理器具
洗剤: アルカリ性洗剤(例:重曹)

2.食べ物のカスやこびりつき

例: シンク、カウンター、食器
洗剤: アルカリ性洗剤、中性洗剤

3.焦げ付き

例: 鍋、フライパン
洗剤: アルカリ性洗剤、専用の焦げ付き除去剤
浴室・洗面所

4.水垢

例: 蛇口、シャワーヘッド、ガラスのシャワードア
洗剤: 酸性洗剤(例:クエン酸)

5.石鹸カス

例: 浴槽、洗面台
洗剤: 酸性洗剤(例:クエン酸)

6.カビ

例: タイルの目地、シャワーカーテン
洗剤: 塩素系漂白剤、カビ取り剤

トイレ

1.尿石

例: トイレのボウル
洗剤: 酸性洗剤(例:クエン酸)

2.水垢

例: トイレのボウル
洗剤: 酸性洗剤

リビング・寝室

1.ホコリ

例: 家具、電化製品
掃除方法: マイクロファイバークロス、掃除機

2.手垢や皮脂汚れ

例: ドアノブ、リモコン
洗剤: 中性洗剤、アルカリ性洗剤

窓・ガラス

指紋や汚れ

例: 窓、鏡
洗剤: ガラス用クリーナー、中性洗剤

泥や砂汚れ

例: 玄関、廊下
掃除方法: 掃除機、ほうき、モップ

その他

ペットの汚れ

例: ペットの居場所、ケージ
洗剤: 中性洗剤、専用のペット用洗剤

このように書いていくと、場所、汚れが多種多様に渡っています。これでは一つの洗剤や溶剤だけで解決できないということがわかります。
場所毎の汚れの特徴を書き出しましたが、汚れの部分を詳しくご紹介いたします。

1. 油汚れ

粘性: 油はベタつきがあり、特に時間が経つと固くなり、表面に強く付着します。
酸化: 油は空気中で酸化し、色が変わったり、においが強くなったりします。
多層化: 油汚れは他の汚れやホコリと混ざり合い、層を形成することがあります。

2. 食べ物のカスやこびりつき

乾燥: 食べ物のカスは乾燥すると硬くなり、落としにくくなります。
粘着性: 一部の食品は乾燥しても粘着性を持ち、表面に強く付着します。
分解: 食べ物のカスは時間が経つと腐敗し、悪臭を放つことがあります。

3. 焦げ付き

高温生成: 食材が高温で加熱されることで発生し、カラメル化や炭化することで固くなります。
化学反応: 焦げ付きは化学的に強固な結合を形成し、通常の洗剤では落としにくいことがあります。
多層構造: 焦げ付きは層を形成し、内部に焦げが残ることがあります。

4. 水垢

硬水由来: 水に含まれるカルシウムやマグネシウムが蒸発して固まることで形成されます。
白色の堆積物: 白色または淡黄色の硬い堆積物として現れます。
硬化: 時間が経つとさらに硬くなり、除去が難しくなります。

5. 石鹸カス

化学反応: 石鹸と水中のミネラルが反応して生成されます。
滑りやすい表面: 石鹸カスは滑りやすく、湿った状態では特に滑りやすいです。
白色または灰色: 白色や灰色の汚れとして見られます。

6. カビ

湿気依存: カビは湿気が多い場所で発生しやすいです。
スポア: カビはスポアを形成し、空気中に拡散することがあります。
色: 黒や緑、時には白や赤の斑点として現れます。

7. 尿石

尿中のミネラル: 尿に含まれるカルシウムやリン酸が結晶化して形成されます。
硬化: 尿石は非常に硬くなり、通常の掃除では取り除きにくいです。
色: 黄色や茶色の硬い堆積物として現れます。

8. ホコリ

微細な粒子: 空気中の微細な粒子(花粉、皮膚片、繊維など)が積もってできる。
アレルゲン: 一部のホコリはアレルギーの原因となることがあります。
静電気: 静電気によって電子機器や家具に付きやすい。

9. 手垢や皮脂汚れ

皮膚の油分: 人の皮膚から出る油分や汗が原因。
透明から曇り: 最初は透明ですが、時間が経つと曇りやベタつきが目立つようになります。
高接触部分: ドアノブ、リモコンなどよく触れる場所に集中的に現れます。

10. 指紋やガラスの汚れ

皮脂由来: 皮脂や汗がガラスに付着してできる汚れ。
光の反射: 光を反射しやすく、特に明るい場所では目立ちます。
滑らかな表面: ガラス表面に付着するため、滑らかで拭き取りやすいですが、完全に落とすのが難しいことがあります。

11. 泥や砂汚れ

外部由来: 外から持ち込まれる土や砂が原因。
乾燥すると粉っぽく: 乾燥すると粉状になり、掃除が容易。
湿気と混ざると固まりやすい: 湿気と混ざると泥状になり、乾燥すると硬くなる。

洗剤の種類

1. アルカリ性洗剤

特徴: 油やタンパク質を分解する力が強い。主にキッチンや油汚れの掃除に使用される。

用途:
キッチンの油汚れ: レンジフード、ガスコンロ、換気扇、調理器具。
食べ物のカス: シンク、カウンター、食器。
手垢や皮脂汚れ: ドアノブ、リモコン。
代表的な製品: 重曹、アンモニア水、専用のキッチンクリーナー。

2. 酸性洗剤

特徴: ミネラル汚れやアルカリ性汚れに対して効果が高い。浴室やトイレの掃除に適している。

用途:
水垢: 蛇口、シャワーヘッド、ガラスのシャワードア。
石鹸カス: 浴槽、洗面台。
尿石: トイレのボウル。
代表的な製品: クエン酸、酢、専用のバスルームクリーナー。

3. 中性洗剤

特徴: pHが中性で、幅広い用途に使用できる。素材への影響が少なく、安全性が高い。

用途:
一般的な汚れ: 食器洗い、ガラス掃除、家具の拭き掃除。
デリケートな素材: シルク、ウールなどの繊維。
代表的な製品: 食器用洗剤、マルチクリーナー。

4. 塩素系漂白剤

特徴: 強力な漂白・殺菌効果があり、カビやバクテリアの除去に効果的。

用途:
カビ取り: 浴室のタイルやシャワーカーテン。
漂白: トイレのボウル、キッチンのシンク。
代表的な製品: 塩素系漂白剤(ハイターなど)、カビ取りスプレー。

5. 酵素系漂白剤

特徴: 酸素の力で汚れを分解し、環境に優しい。タンパク質やデンプンの汚れに強い。

用途:
衣類の漂白: 衣類の黄ばみやシミの除去。
食器洗い: 食器のこびりつき汚れ。
代表的な製品: 酵素系漂白剤(オキシクリーンなど)。

6. 重曹

特徴: 弱アルカリ性で、研磨効果もあるため、幅広い用途に使用可能。

用途:
油汚れ: キッチンのレンジフード、ガスコンロ。
消臭: 冷蔵庫、ゴミ箱。
研磨: シンク、鍋の焦げ付き。
代表的な製品: 重曹パウダー、重曹スプレー。

7. クエン酸

特徴: 酸性で、水垢やミネラル汚れに効果がある。自然由来の成分で環境に優しい。

用途:
水垢: 蛇口、シャワーヘッド。
石鹸カス: 浴槽、洗面台。
消臭: トイレ、浴室。
代表的な製品: クエン酸パウダー、クエン酸スプレー。

8. アンモニア水

特徴: 強いアルカリ性で、油汚れや頑固な汚れに効果的。使用時には換気が必要。

用途:
油汚れ: キッチンのガスコンロ、レンジフード。
窓ガラス: 窓や鏡の汚れ。
代表的な製品: アンモニア水スプレー。

9. エタノール

特徴: 消毒・除菌効果があり、速乾性がある。多用途に使用可能。

用途:

除菌: キッチンカウンター、ドアノブ。
ガラス掃除: 窓、鏡。
消臭: 布製品、靴。
代表的な製品: 消毒用エタノールスプレー。

10. 専用クリーナー

特徴: 特定の汚れや素材に特化したクリーナーで、高い効果を発揮する。

用途:

フローリング用クリーナー: フローリングの汚れやワックス掛け。
カーペットクリーナー: カーペットのシミや汚れ。
ステンレス用クリーナー: ステンレス製品の指紋や汚れ。
代表的な製品: フローリング用ワックス、カーペットシャンプー、ステンレスクリーナー。

このように多種多様な洗剤があり、汚れや場所、材質によって使い分けが必要になってきます。
もうめんどくさいという方は、これ1本で約半分の汚れが解決できます。

アルカリ洗剤と言えばこれ!

その名も【キングウォーター】!!
【キングウォーター】は、アルカリ性洗剤でタンパク質汚れを浮かせてきれいにすることができます。
タンパク質汚れとは、手垢、皮脂油、食べこぼし、飛沫、飲料の飛び散りなどのタンパク質汚れは、身近なところにある汚れですが放置しておくと頑固な汚れになり、さらにタンパク質汚れは細菌やウイルスが増殖する温床となります。
わかりやすく下の図に対象となる汚れをまとめてみました。

上記の図で、上3つの汚れを【キングウォーター】で取り除くことができるので非常に便利です。
ぜひ家庭にこれ1本常備してみてはいかがでしょうか?