年が明けて春が近づいてくると、新生活の準備が始まります。そういった中で、「春から一人暮らしを始める」という人も多いのではないでしょうか。分からないことばかりで多くの悩みがある中で、一人暮らしの「掃除」について分からなくて困っている人もいますよね。
今回はそんな一人暮らしを始める皆さんのお悩みを解決するため、一人暮らしで掃除をするべき場所や頻度、掃除の仕方について解説していきます!掃除に使えるおすすめグッズもご紹介するので、是非参考にしてみて下さい!
一人暮らしで掃除をするべき場所
まずは、一人暮らしで掃除をするべき場所について見ていきましょう!
- リビング
- トイレ
- 浴室
- キッチン
- 窓
- 玄関
1.リビング
一人暮らしの場合は一つの部屋がリビングと寝室の役割を持っている場合も多く、過ごす時間が一番長くなる場所です。家にいる時間のうちで一番過ごす時間が長いということは、その分リビングで動くことも多くなり、ホコリや汚れが溜まりやすくなります。
また、来客がある場合に通す場所にもなるので、常に綺麗な状態を保っておきたいですね。
2.トイレ
トイレは一人暮らしでも高い頻度で使う場所で、汚れや菌が溜まりやすいです。しっかり掃除をしていないと衛生的な問題が起きることも考えられます。
また、掃除をせずに放置した状態で汚れが取れなくなってしまうと、臭いがきつくなったり、退去時に費用を請求されたり、ということも起きてしまいます。日頃からこまめに掃除することが大切です。
3.浴室
浴室は毎日使う人が多いですが、湿気がこもりやすく、カビや菌が繁殖しやすい場所です。また、排水溝には汚れや髪の毛などが溜まりやすく、放置しておくと詰まって水が流れなくなってしまうことがあり、専門の業者を呼ばなければならなくなることもあり得ます。
毎日使う場所だからこそ、日々の小さな積み重ねが重要になりますね。
4.キッチン
キッチンは自炊をする人とあまりしない人で使用頻度は変わりますが、特に自炊を多くする人は気を付けるべき場所です。油汚れや水垢などは放置するとこびりついて取れにくくなり、汚れが目立つようになってしまいます。
また、排水溝には汚れが溜まりやすく、カビや悪臭の原因になるので要注意です。
5.窓
一人暮らしで窓を掃除するというイメージがあまり沸きにくいかもしれませんが、窓の汚れも放っておくと様々な問題を引き起こします。窓の汚れによって、カビやダニが発生したり、カーテンに汚れが移ってしまったりすることがあり、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
また、汚れによって光が室内に入りにくくなり、電気代や暖房代に影響を与えることもあります。
6.玄関
玄関は家の出入りの際に必ず通り、土足で入るので、外からの土埃なども持ち込んでしまいやすい場所です。下駄箱の中も菌やカビが繁殖しやすい環境なので、定期的に掃除をしないとしばらく履いていない靴にカビが生えている、なんてこともあり得ます。
また、来客があった際には一番最初に見られる場所なので、綺麗に保っておくと印象が良くなります。
場所ごとの掃除方法と頻度
では、それぞれの場所ごとの掃除方法と頻度について見ていきましょう!
- リビング
- トイレ
- 浴室
- キッチン
- 窓
- 玄関
1.リビング
フローリングの場合は、フローリングワイパーを使って軽くホコリを拭き取ってから、取りきれない細かいホコリを掃除機で吸い取ると効率が良くなります。カーペットの場合は粘着カーペットクリーナーでゴミを取ってから掃除機をかけるようにしましょう。
また、掃除の際に換気のために窓を開けるタイミングですが、掃除機をかける前に窓を開けると、床のゴミやホコリが舞い上がってしまい、吸い取ることが出来なくなってしまうので、掃除機をかけ終わってから窓を開けましょう。
掃除の頻度は最低でも週に1回、それに加えて気になった時に軽く掃除をする習慣をつけられるとさらに良いですね。
2.トイレ
トイレの掃除は便器以外の壁や床なども忘れてはいけません。まずは便器をブラシなどでこすり、フチや裏などの汚れが溜まりやすい部分もしっかり磨きましょう。便座や床、壁などはトイレ掃除用の拭き取りシートなどを活用して汚れを拭き取りましょう。一見汚れていないように見える場所でも臭いの原因になる成分や菌が付着しているので、まんべんなく拭くようにしましょう。
掃除の頻度は週に1回程度で大丈夫ですが、使う度に気になるところがあれば拭いたり磨いたりする習慣を付けておくと、週に1回の掃除が楽になるだけでなく、いつも綺麗なトイレを気持ちよく使うことが出来ます。
3.浴室
浴室の掃除でのポイントは「換気」と「排水溝」です。浴室は湿気が多く、カビや菌が繁殖しやすい場所なので、使用後に換気をすることが大切です。浴室を出る前に熱いお湯で全体を流してから、冷水をかけることでもカビや菌を防ぐ効果が期待できます。浴室用洗剤を使用して日々の掃除を怠らないことも浴室を綺麗に保つために大切なことです。
また、汚れや髪の毛が溜まりやすい排水溝周りの掃除も重要で、パイプクリーナーで排水溝の汚れを流すことで、詰まりを防ぐことが出来ます。
お風呂に入る度に浴槽を洗うことに加えて、週に1回は浴室全体の掃除をしましょう。また、排水溝に溜まったゴミはその都度捨てると、週に1回の掃除が楽になります。
4.キッチン
キッチンの掃除は浴室同様日々の小さな積み重ねが大切になります。コンロ回りの油汚れなどはすぐに拭き取り、中性洗剤などで磨くと常に綺麗な状態を保つことが出来ます。シンクの水垢も、使用する度に軽くスポンジで磨き、水気を拭き取るだけで防ぐことが出来ます。
また、コンロや換気扇を頻繁に磨くのがどうしても面倒な場合には、コンロや換気扇を覆うカバーなどが販売されているので、そういったものを利用して、本体が汚れるのを防ぎ、カバーが汚れたら交換するというのも一つの手段ですね。
使用後の軽い掃除に加え、2,3日に1回は排水溝の掃除をするようにしましょう。
5.窓
一人暮らしで窓の数が多くない部屋の場合は、バケツや雑巾を用意して掃除するのは大変なので、窓用のお掃除シートや水拭きでも十分です。効率良く窓を拭く方法は、上から下に「コ」の字を描くように拭いていくというやり方です。窓の外に出られる場合は外側の窓から拭くと、内側の窓を拭く時に残った汚れが光に当たって見やすくなります。
また、網戸がある場合は、網戸の汚れも忘れずに拭き取りましょう。網戸に汚れが残っていると、風の通りが悪くなるので、窓を開けることが多い季節は特に気を付けましょう。
窓の掃除は1か月に1回程度で大丈夫ですが、季節や天気によって気になる場合はその都度拭いても良いでしょう。
6.玄関
玄関の掃除をする時は部屋の中にホコリが舞ってしまう可能性があるので、近隣住民へ配慮しつつドアを開けて行うことが望ましいです。ホコリやゴミが落ちるので、先に下駄箱から掃除すると良いでしょう。まず掃除機でホコリやゴミを吸ってから、消毒用エタノールなどで殺菌しましょう。
下駄箱の掃除が終わったら、落ちたてきたホコリやゴミもまとめてほうきやちりとりを使って掃きましょう。掃いても取れない床の汚れはスポンジや歯ブラシなどを使うと綺麗に落ちます。
下駄箱の掃除は1か月に1回程度でも良いですが、玄関の掃き掃除は気づいた時にこまめにすることを心がけ、最低でも週に1回はするとようにしましょう。
掃除に役立つおすすめグッズ
最後に、掃除で役立つおすすめのグッズをご紹介します!
1.クイックルハンディ 伸び縮みタイプ
引用:花王
リビングの床はフローリングワイパーや掃除機で掃除できますが、家具の上や家具の隙間など、手の届かないところや、掃除機が入らないところで大活躍するのが、この「クイックルハンディ 伸び縮みタイプ」。
軽くて持ちやすいので高いところを掃除するのも楽で、先端を曲げることも出来るので、部屋中どこでも使える優れものです。
2.「激落ちくん」シリーズ
引用:レック
水回りの掃除と言えば「激落ちくん」。この名前を聞いたことがないというひとはいないのではないでしょうか。
洗剤を使わずに、水垢や汚れを落とすことが出来るというのがありがたいポイント。サイズ展開も様々で、用途に合わせたサイズを選ぶことが出来ます。水回りの掃除セットに一つは入れておきたいグッズです。
3.パイプユニッシュ
引用:ジョンソン
排水溝、排水パイプの掃除に欠かせないのが「パイプユニッシュ」。手が届かず、見えないところで溜まっている汚れをまとめて溶かしてくれる便利な道具。
家の掃除の中でも特に重要で難しい排水溝周りの掃除を任せることが出来て頼れるアイテムを利用して、排水溝を綺麗な状態で保ちましょう。
4.スクラビングバブル 流せるトイレブラシ
引用:ジョンソン
トイレの便器を掃除するのに使うブラシが数多くある中で、この商品の魅力は何と言っても、ブラシが使い捨てで、そのままトイレに流せるという点。
使ったままの汚れや臭いの付いたブラシをトイレにおいておく必要が無く、洗剤の成分もブラシに含まれているので、替えのブラシと本体を置いておくだけでいつでも手軽に便器の掃除をすることが出来ます。
まとめ
いかがでしたか?今回は一人暮らしで掃除をするべき場所や頻度、方法、そしておすすめの掃除グッズについて解説してきました!日頃の小さな積み重ねや心がけで綺麗なお部屋を守り、気持ちの良い生活環境を手に入れましょう!