今や私たちの生活に欠かせない「除菌」。

アルコール除菌剤や手指消毒液など、様々な商品が販売されています。

たくさんの人が集まる施設や会社、食品を提供する飲食店などであれば、なおさら常に用意しておきたいものです。

どうせ買うならニーズにピッタリ合ったアイテムを購入したいですよね。

今回は業務用アルコールの選び方や便利な基礎知識に加え、事業場での使用にぜひおすすめしたい「タケックスクリーン77」についてご紹介します。

  1. アルコール除菌剤「どれも同じ…」ではない!
  2. 選ぶ際のポイントは?
  3. 業務用におすすめ「タケックスクリーン77」
  4. 業務用アルコール除菌剤選びは慎重に

アルコール除菌剤「どれも同じ…」ではない!

ドラッグストアやインターネット通販サイトなどで扱うアルコール除菌剤、種類が多くて購入するものを迷ってしまいますよね。

業務用のものであれば、もしもの場合の責任問題にもつながります。使う製剤はより慎重に選びたいところ。

まずはアルコール除菌製品についての知識を学んで、商品選びに生かしましょう。

「医薬品」「医薬部外品」とは?

消毒を目的として市販されている製剤には、医薬品、医薬部外品があります。

また、「消毒」ではなく「除菌」のための製品として雑品(雑貨)も販売されています。

2014年に既存の薬事法が改正され、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(通称:薬機法)」が施行されました。

「医薬品」「医薬部外品」といった言葉は、これらの品質や有効性、安全性を保証するために「薬機法」によって基準を定められた言葉なのです。

医薬品とは

病気の「治療」を目的とした薬のことです。「消毒」効果があると広告することができます。

「医薬品に関する品質規格書『日本薬局方』に収められているもの」など定義がありますが、基本的には「有効成分の効果がきちんと認められ、診断や治療、予防を目的とするもの」と考えるのがよいでしょう。

それぞれの区別の中で最も基準が厳しく、作用も強いのが医薬品です。

アルコール製剤にも、医療現場で使用されるような「医療用医薬品」とドラッグストアで購入できる「一般用医薬品」があります。

販売できる場所は薬剤師や登録販売者のいるところに限られます。

医薬部外品とは

病気の「治療」はできず、「防止」や「衛生」の維持を目的に作られています。

こちらも、消毒効果があると広告できます。

厚生労働省が許可した効果効能に有効な成分が一定の濃度で配合されていますが、人体への作用は穏やかで医薬品よりも認定が緩やかです。

そのため、コンビニやスーパーなどで購入することもできます。

ちなみに、石けんなどにある「薬用」の表示も、「医薬部外品」として認定されているものと捉えることができます。

雑品とは

「雑品(雑貨)」は、医薬品にも医薬部外品にも入らないものとなります。

「消毒」効果があると広告することができないため、多くは「除菌」と記載しています。

「雑品」は薬機法上の定義規定がなく、他の分類に求められるような届出や承認、アルコール製剤で言えば濃度のようなルールはありません。

その代わり効果を公的に保証された商品ではないため、各メーカーが発表している効果検証やパッケージへの記載などを頼りに選ぶことになります。

アルコール製剤で言えば効果があるとされている濃度よりもアルコール濃度が低い、などといった可能性があります。

「消毒」「除菌」はどう違う?

医薬品や医薬部外品では「消毒」が使用でき、それ以外では「除菌」を使うことになるというお話をしました。

これは、「消毒」が薬機法上の言葉であるという点に由来しています。

「消毒」とは

病原性のあるウイルスや微生物を死滅または除去させ、害のない程度に無毒化することです。

菌の無毒化ができていれば良いので、死滅している必要はありません。

死滅化させることで菌の機能を失わせる「「殺菌」

ウイルスを不活化させて感染力を無くすことなどが「消毒」に含まれます。

「除菌」とは

除菌とは「菌を取り除く」という意味です。

上でもお話した通り、「消毒」という言葉を医薬品や医薬部外品以外で表記することはできないため、雑品などに対して使われる言葉です。

菌を殺さなくても減らせればよく、またどの程度菌を減らすかにも定義はありません。

また、「医薬品」「医薬部外品」はヒトや動物の疾病治療(予防・衛生)を目的とした商品にのみ適用されます。

したがって、一般の洗剤などは実験を行い殺菌・消毒効果が認められても、「除菌」と表示されます。

「医薬品」「医薬部外品」以外は手指消毒に使えない?

新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、アルコール製剤の売れ行きが爆発的に伸び入手が難しくなったことは記憶に新しいですよね。

この事態を受けて厚生労働省は、高濃度のエタノール製品であれば「医薬品」「医薬部外品」の代替品として手指消毒に使うことは差支えないという事務連絡を発出しました。

エタノール濃度が70%以上の製品であれば、「雑品」であっても、次のような表示が許されています。

「本製品は医薬品や医薬部外品ではありませんが、消毒用エタノールの代替品として、手指消毒に使用することが可能です」

ちなみに、アルコール濃度が60%未満でも上のような表示を行なわない限りは違法ではありません。

「アルコール」「エタノール」は違う?

ここも迷いがちなポイントですが、同じ物質と捉えてOK。

「アルコール」は広義としてエチルアルコール(エタノール)、メチルアルコール(メタノール)などのアルコール類の総称です。

しかし、一般的には「アルコール」という言葉でエタノールを指しているのです。

選ぶ際のポイントは?

様々なシーンで活用される事業用アルコール除菌剤アルコール製剤に対する基礎的な知識を学んだところで、製剤選びに移ります。

業務用のアルコール除菌剤を選ぶには、どんなポイントに注意したらよいのでしょうか。

アルコール濃度は何%か?

パッケージや容器にアルコール濃度が書いてある商品も多いですよね。

濃度が高ければ高いほど良いような気がしてしまいますが、本当でしょうか?

政府見解では70%以上が最適

厚生労働省、経済産業省、消費者庁の特設ページによると、ヒトの皮膚やモノの消毒に有効なアルコール(エタノール)は濃度70%以上95%以下とされています。

また、新型コロナウイルスに対しては60%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる報告があります。

厚生労働省においても、70%以上のエタノールが入手困難な場合には、60%台のエタノールを使用した消毒も差し支えないとしています。

参考:新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)

50%以上でも効果はある

政府見解では70%以上の濃度が望ましいとされているエタノールですが、それ以下の濃度でも効果を実証している研究があります。

北里大学大村智記念研究所 ウイルス感染制御学研究室によると、濃度50%のエタノールも1分間の接触で十分なウイルス不活性化が可能だということが分かりました。

また、アルコール以外のウイルスを不活化させる効果を持つ成分を配合することで、ウイルスに対して高い除菌効果を発揮する商品もあります。

参考:北里大学大村智記念研究所 ウイルス感染制御学研究室Ⅰ「プレスリリース 医薬部外品および雑貨の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)不活化効果について」

万が一のことを考えると……

家庭用と業務用の消毒の間でもっとも異なる点は、その社会的な責任の大きさと言えるのではないでしょうか。

「もし自分の店舗で新型コロナ感染者が出たら」「クラスターが発生したら……」という不安を抱える事業者は多いです。

万が一のことを考え、「きちんと除菌、消毒を行っていたと周囲や公的機関に説明できるように」となるべく高濃度の日本製アルコール製剤を使う方も増えています。

用途は何か?

事業場でアルコール用品を使うシーンは様々です。

お客様や従業員のハンドケア用、清掃用、厨房用、消臭剤としても使える便座クリーナーなど、挙げればきりがないのでは。

お客様が使うものは安心度の高そうな一般医薬品のもの、厨房用はヒトの体や環境にやさしい「天然由来」の記載があるもの、などと商品のタイプによって使い分けるのもいいですね。

コストパフォーマンスは良好か?

お店や会社で使うものとなると、なるべくコストは抑えたいですよね。

営業後の掃除や器具の汚れを洗浄するのに使うものですから、安く一度にたくさん使っても安心な大容量タイプが理想です。

食品にも使えるか?

特に飲食店や子どもの多い幼稚園、保育園などで使うなら、万が一口に入っても問題ない天然成分のみを使用したアルコール製剤が望ましいでしょう。

食品に直接使うことができる厨房専用のものも販売されています。

業務用におすすめ「タケックスクリーン77」

タケックスクリーン77弊社が販売する「タケックスクリーン77」は、業務用アルコール除菌剤をお探しのアナタにぜひおすすめしたいアイテム。

飲食店や介護施設、食品工場、幼稚園や保育園、ホテルなどで業務用として広くご利用いただいています

ここからはその理由についてご説明します!

プロが愛用する「タケックスシリーズ」

弊社が販売するタケックス製品は2種類。

  • タケックスクリーン77
  • タケックスクリーンBiz

どちらも天然由来の竹成分「モウソウチク抽出物」を含んだ高濃度アルコール製剤です。

ウイルスやカビ、菌に対する除菌・抗菌の効果はもちろん、モウソウチク抽出物が作用するため消臭効果も備えます。

アルコールとモウソウチク抽出物の相乗効果で、これまでよりも素早く持続的な除菌・抗菌・消臭を実現しました。

「モウソウチク抽出物」ってなに?

モウソウチク抽出物とは、タケノコとして食される竹「モウソウチク(孟宗竹)」の表皮を粉末状にして、エタノールで抽出したエキスのことです。

はるか昔から、竹は食品保存の場面で活用されてきました。

現代でもお肉や和菓子の包み、笹寿司、笹かまぼこなど、色々な食べ物に使われていますよね。

これは、竹が除菌・抗菌効果によって食物の痛みを防止し、鮮度を保持する力に優れているからです。

この効果に着目した、竹由来の天然エキスがモウソウチク抽出物です。

「Biz」と「77」の違いは?

「タケックスクリーンBiz」と「タケックスクリーン77」は、原材料にもほとんど違いがありません。

実はこの2タイプの最も大きな相違点は、「アルコール濃度」です。

タケックスクリーン77はアルコール濃度75%、タケックスクリーンBizはアルコール濃度が51%。

タケックスクリーン77の濃度は、手指消毒に有効とされる政府見解の濃度を数字の上で問題なく満たしているのです

「タケックスクリーンBiz」は肌への負担が少なく使える!

もちろんタケックスクリーンBizもモウソウチク抽出物を成分として含んでいるため、除菌剤としての効果をしっかりと発揮することが可能です。

そもそも「Biz」は、人の肌に優しいアルコール製剤を実現するためアルコール濃度をあえて抑えて作られたもの。

飲食店や介護施設、工場などの従業員さんなど、アルコール除菌剤をよく使用する人が手荒れを最小限に抑えて作業をできるように考えられています。

「Biz」と「77」の効果は?

タケックスクリーン2商品の特長は、以下の通りです。

  • 人にやさしい高い安全性
  • 様々な場所で使用可能
  • 水場でも効果発揮
  • 優れた抗菌持続力
  • 高い消臭効果

通常のアルコール製剤と異なりモウソウチク抽出物を含むため、その有効成分によって高い消臭効果があることにも特徴があります。

また、水濡れに弱いというアルコールの弱点もモウソウチク抽出物がしっかりカバー。

常に水滴がある飲食店のキッチンなどでもOKです。

業務用アルコール除菌剤選びは慎重に

毎日の業務に使うアルコール除菌剤。

除菌・消毒の効果はもちろん、飲食店や介護・保育施設などであれば口に入っても安全なものを使いたいですよね。

今回ご紹介したことをぜひ参考にして、あなたのお店に導入するアルコール除菌剤を選んでみてくださいね。

「タケックスクリーン77」「タケックスクリーンBiz」が気になる方は、下記のサイトから詳しい情報をご覧ください!

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