ミネラルウォーターも商品が増え『シリカ水』『アルカリイオン水』のように成分を強調されるようになってきました。
今回は『水素』『シリカ』『バナジウム』に絞って違いをお伝えしていきます。
- 水素水とは?
- シリカ水とは?
- バナジウム水とは?
- 3つの水の違いは?
水素水とは?
「水素水とは何か?」を一言で言うと、「水素イオンや水素分子のガスを溶解させた水」のことです。ただし、水素水に関する公的な明確な定義は存在しておらず、生成方法や水素の含有濃度等はメーカーによって異なります。
水素は非常に細かい分子になって水に溶け込んでいるため、炭酸水のように目に見える形で水素が溶存しているわけではありません。
また、医薬品ではないため、明確に健康や美容への効果が医学的に証明されているわけではありませんが、様々な医師や研究機関が、健康や美容に関する研究結果を発表しています。
さらに、水素は「宇宙で最も小さい原子」といわれています。
体内に入ると体の隅々まで素早く行き渡ります。
水素(H)は酸素(O)と結びついて水(H2O)となる性質をもっていることから
水素水の体内の影響に期待した健康法が注目されています。
【主な効果】
抗酸化作用: 水素水は、体内の悪玉活性酸素を除去することで、細胞の酸化ストレスを軽減し、健康を保つ効果があるとされています。
美肌効果: 抗酸化作用により、肌の老化を防ぎ、美肌効果が期待されます。
血液の改善: 血液をサラサラにする効果があるとされ、循環器系の健康に寄与する可能性があります。
脳の酸化緩和: 脳の酸化ストレスを軽減し、認知機能の維持に役立つとされています。
シリカ水とは?
シリカとはケイ素とも呼ばれ、骨・関節・血管・皮膚・毛髪・歯・爪などに
多く含まれる、人体の生命維持に不可欠なミネラルの1つといわれています。
また、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸・コンドロイチンなど
美容に欠かせない成分を構成し、結合組織を強化する働きをします。
そのため、『ビューティー・ミネラル』とも呼ばれており、美容感度の高いセレブやモデル
を中心に注目されています。
【主な効果】
肌にハリを与える:肌にハリを与え、肌トラブルを改善: シリカはコラーゲンやヒアルロン酸を結びつける働きがあり、肌の弾力や潤いを保ち、たるみやシワを防ぐ効果が期待されています。
髪にツヤを与える: シリカは髪の主成分であるケラチンに反応し、髪にツヤや潤いをもたらすとされています。
便秘が解消される: シリカは植物性食物繊維の主成分でもあり、腸内環境を整えて便秘に効果があります。
骨・関節を丈夫に保つ: シリカは骨密度を高める効果があり、骨や関節の健康をサポートします。
血管が丈夫になる: シリカは血管の健康を促進し、血行を改善します。
安眠に効果がある: シリカは自律神経を整える働きがあり、安眠をサポートします。
ダイエットを助けてくれる: シリカは代謝を促進し、ダイエットにも効果があります。
アンチエイジング作用がある: シリカは老化を防ぐ効果があり、美容と健康に貢献します。
バナジウム水とは?
バナジウムとは、元素周期表で23番目の元素のミネラル成分です。
自然界では玄武岩などの塩基性岩に多く含まれており、日本では富士山の地下水に多く含まれていることがわかっています。
バナジウムの健康効果は研究段階ではあるものの、血糖値やコレステロールに
作用するといった結果も出ており、健康面でのメリットが注目されています。
【主な効果】
血糖値を下げる効果: バナジウム天然水は、血糖値を下げる働きがあります。実験ではバナジウムを摂取すると血糖値が低下することが確認されており、糖尿病の治療薬としても期待されています。
むくみの予防・改善: 血流を改善する効果から、顔のむくみを軽減する効果があります。
動脈硬化の予防: バナジウムは血管の健康をサポートし、動脈硬化を予防する役割があります。
コレステロールや脂質の代謝を促す: バナジウムは脂質代謝を改善し、コレステロールのバランスを整えます。
血圧を下げる: 血管の拡張作用により、血圧を下げる効果があります。
便秘改善: バナジウムは腸の健康をサポートし、便秘を緩和します。
ただし、バナジウムの過剰摂取は注意が必要です。摂取量は1日当たりの安全な上限量は、成人でおおよそ1.8mg(1800μg)とされています。
3つの違いは?
3つの主な効果は下記になります。
【水素】
体のリズムを整える
活力向上
美容のコンディションを高める
若々しさを保つ
【シリカ】
美髪へ導く
爪の強化へ導く
骨密度の強化へ導く
健康的な肌へ導く
【バナジウム】
生活習慣をサポート
日々の体調をケア
健康な体づくり
めぐりを整える
ご自身のなりたいイメージで、水質を選んでいきましょう。