「腕時計の金属ベルトの汚れが気になる」
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。金属製の腕時計を長く使用していると、汚れが目立ち始める場合があります。どのように掃除をすれば良いかわからない方もいるのではないでしょうか。
本記事では、腕時計の金属ベルトが汚れる原因や掃除方法について解説します。
- 腕時計の金属ベルトが汚れてしまうのはなぜ?
- 腕時計の金属ベルトの洗浄方法
- 腕時計のベルトの掃除にはKING WATERもおすすめ
- 金属ベルトを分解して掃除するのは避けよう
- 腕時計の金属ベルトを掃除する頻度
- 腕時計のベルトを掃除する際の注意点
- 腕時計の金属ベルトの掃除は簡単!
腕時計の金属ベルトが汚れてしまうのはなぜ?
腕時計の金属ベルトがなぜ汚れてしまうのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。なるべく汚れないように気を付けていても、気づいたときには汚れが蓄積されているケースが多いです。
腕時計の金属ベルトが汚れてしまう理由は、以下の3つです。
- ほこり
- 汗や皮脂
- 塗装の剥がれ
それぞれ詳しく解説します。
ほこり
腕時計の金属ベルトは、ほこりによって汚れてしまうケースが多いです。金属ベルトは部品同士のわずかな隙間にほこりが入り込み、それが蓄積することで汚れの原因となります。
ほこりは室内はもちろん、外気にも含まれているため、清潔に使用しているつもりでも汚れは蓄積されていきます。腕時計は常に身に着けているアイテムであるため、外気の影響を必ず受けてしまいます。ほこりによる金属ベルトの汚れを避けるのは難しいと考えておきましょう。
汗や皮脂
腕時計は常に身に着けているアイテムであるため、汗や皮脂による汚れも蓄積しやすいです。こまめに汗を拭き取ったとしても、腕時計を身に着けている以上、汗や皮脂による汚れを避けるのは困難でしょう。
塗装の剥がれ
汚れの蓄積ではなく、塗装の剥がれによって汚れているように見える場合があります。腕時計は経年劣化によってサビや変色といった変化が起こります。
塗装の剥がれは掃除を行ったとしても対処することができません。そのため、時計修理業者に依頼をして修復してもらいましょう。
腕時計の金属ベルトの洗浄方法
腕時計の金属ベルトは以下のアイテムを使って掃除をすることができます。
- 重曹
- 中性洗剤
それぞれの方法について詳しく解説します。
重曹
重曹を使った腕時計の金属ベルトの掃除は、その他のやり方と比べて最も簡易的です。コップの中に重曹とぬるま湯を混ぜて、重曹液を作りましょう。
重曹液ができたら時計を割り箸に通します。ベルト部分のみが重曹液に浸かるようにして、コップに割り箸をかけます。
その状態で10分ほど放置しておけば、隙間に詰まった汚れもしっかりと落とすことができます。文字盤部分を重曹に漬けてしまうと、腕時計そのものが破損する可能性があるため注意しましょう。
中性洗剤
中性洗剤を使って掃除をする方法は、重曹を使う場合と比べると手間がかかります。しかし、気になる汚れに対して直接アプローチをして落とせるため、自分の手で綺麗にしたいという方にはおすすめです。
まずは水と修正洗剤を1滴ずつ不要な歯ブラシに染み込ませます。その後、金属ベルトの裏蓋部分から磨いていきましょう。裏蓋部分が磨き終わったら、ベルト全体を大まかに磨いてください。
その後、爪楊枝を使って落としきれなかった汚れを掃除していきます。爪楊枝の先端部分は腕時計を傷つけやすいため、掃除を行う際には十分注意してください。
汚れを落とし終わったら、眼鏡拭き用のクロスを使って優しく洗剤を拭き取ります。洗剤が残っていると、新しい汚れの原因となる可能性があるため注意しましょう。
水分が少しでも残っているとサビの原因となってしまうため、仕上げにドライヤーを使って乾かすことも欠かせません。しかし、腕時計が高温になりすぎると、中の回路が壊れてしまう可能性があります。
そのため、乾きにくくはありますが、冷風のドライヤーを使うようにしましょう。
腕時計のベルトの掃除にはKING WATERもおすすめ
腕時計のベルトを掃除する際は、KING WATERを利用するのもおすすめです。KING WATERに一定時間漬けておくだけで、腕時計の皮脂汚れを落とすことができます。
もちろん、利用する前には時計の防水性能について十分に確認しておかなければいけません。時計部分は濡れないようにするといった工夫は必要ですが、汚れを落とす性能は高いのでおすすめです。
金属ベルトを分解して掃除するのは避けよう
細かな箇所に蓄積した汚れを掃除するために、金属ベルトを分解しようと考えている方もいるかもしれません。慣れている方であれば、金属ベルトを分解して掃除を行うことは可能です。
しかし、慣れていない方が分解を行ってしまうと、元に戻すことができないかもしれません。腕時計ごとに構造は異なるため、簡単に元に戻せるだろうと思って分解するのは危険です。
自分では落とすことのできない汚れがある場合は、時計の修理業者に掃除を依頼しましょう。上記の方法で落とせる範囲の汚れのみを落として、対応しきれない箇所は修理業者に任せるのがおすすめです。
腕時計の金属ベルトを掃除する頻度
腕時計は汚れが蓄積しやすいアイテムです。そのため、使い終わる度に軽く汚れを拭き取るようにしましょう。
それでも汚れは蓄積してしまうため、1ヵ月に1回程度上記の方法で洗浄を行うのがおすすめです。また、上記の洗浄方法はあくまでも簡易的な処置であり、汚れの種類によっては落としきれない可能性もあります。
腕時計はオーバーホールといって、使用期間が長くなればなるほど内部の部品が摩耗して、時間のズレが生じやすくなります。そういった不具合を解消するためにも、3~5年に1回程度はメーカーにメンテナンスを依頼するのがおすすめです。
腕時計のベルトを掃除する際の注意点
腕時計のベルトを掃除する際は、以下の2点に注意するようにしましょう。
- 防水の程度
- 金属の種類
それぞれ詳しく解説します。
防水の程度
腕時計の防水機能については確認しておきましょう。もし、腕時計に防水機能がある場合は、防水の程度についても確認しておく必要があります。
防水機能が高ければ、時計全体を流水で洗うことも可能です。しかし、防水機能があったとしても程度が低ければ、水に濡れるのはOKでも水没すると破損に繋がるかもしれません。
時計を洗浄する前に、どの程度の防水機能があるのか確認しておくようにしましょう。
金属の種類
洗剤を使って腕時計のベルトを掃除する場合は、金属の種類についても確認しておきましょう。基本的には重曹や中性洗剤を使って、腕時計のベルトを掃除することは可能です。
しかし、金属の種類によっては、それらを使用するのに適さずサビの原因となってしまう可能性があります。そのため、ベルトの掃除を行う前に、金属の種類は何かを確認して洗剤を使用しても問題ないか調べておきましょう。
腕時計の金属ベルトの掃除は簡単!
腕時計の金属ベルトの掃除は、難しいと考えている方も多いかもしれません。しかし、重曹や中性洗剤を使えば比較的簡単に掃除を行えます。金属ベルトの汚れに悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にして掃除を行ってみてください。
しかし、腕時計は高級なアイテムです。自分で掃除を行った結果、傷がついてしまって価値が大幅に下がる可能性もあります。そのため、腕時計の掃除は慎重に行うようにしましょう。
歯ブラシや爪楊枝を使う場合は、力を入れすぎると傷がついてしまう可能性があります。ほとんどの汚れはそれほど力を入れなくても落とすことができるため、優しく掃除をするようにしましょう。